アクセス
〒464-8602
名古屋市千種区不老町
名古屋大学 理学部物理学科

寺崎一郎のページ

寺崎一郎修士1年生の秋に高温超伝導の発見に遭遇し、それ以来遷移金属酸化物の物性の研究を行っています。高温超伝導が明らかにしたことは、我々の身近な物質の中に我々の科学が解明できない秘密が眠っていることです。これまで物質の物理学は熱力学、統計力学、量子力学などの現代物理学を切り開いてきました。現代においても物質の物理学は色褪せることなく輝いており、実験によって検証できる精密科学として、宇宙論、素粒子、生物物理の学際領域で常に進歩し続けています。 最近は、酸化物とよく似た物性を示す有機伝導体にも研究を広げています。「物質ではなく機能を探す」をスローガンに、他の研究者が注目しないような物質に潜む、新規な物性を開拓してきました。

外部の個人ページへのリンク

464-8602 名古屋市千種区不老町
名古屋大学理学部物理学科

Google Scholarによる統計データ (2023年04月20日)

  • 論文総数 515
  • 被引用総数 15837
  • h-index 54 (被引用数36以上の論文が54)

代表的な仕事

略歴

  • 1963年4月生まれ
  • 1986年3月 東京大学 工学部 物理工学科 卒業
  • 1988年3月 東京大学大学院工学系研究科 物理工学専攻修士課程修了
  • 1990年7月 同大学院 博士課程中退
  • 1990年8月 東京大学工学部助手
  • 1992年2月 学位取得 博士(工学)
  • 1993年4月 超電導工学研究所第3研究部 主任研究員
  • 1997年4月 早稲田大学理工学部応用物理学科助教授
  • 2003年4月 早稲田大学理工学部応用物理学科教授
  • 2007年4月 早稲田大学 理工学術院先進理工学部 応用物理学科教授
  • 2010年4月 名古屋大学大学院理学研究科物理学教室教授 現在にいたる
  • 2015年3月 産業技術総合研究所無機機能材料研究部門 クロスアポイントメントフェロー

兼任

  • 1997年10月~ 科学技術振興事業団 さきがけ研究 研究者兼任
  • 2001年4月~2001年9月 広島大学非常勤講師
  • 2002年4月~2002年9月 名古屋大学非常勤講師
  • 2002年10月~2003年3月 名古屋工業大学非常勤講師
  • 2002年10月~2003年3月 東京工業大学非常勤講師
  • 2002年12月~科学技術振興事業団 戦略的創造研究 河本チーム 早大グループリーダー
  • 2003年10月~2004年3月 東京工業大学非常勤講師
  • 2004年10月~2005年3月 ブリストル大学物理学科客員教授
  • 2005年7月 山口東京理科大 非常勤講師
  • 2006年4月~2009年3月  大阪大学極限量子科学研究センター客員教授
  • 2010年9月 京都大学 非常勤講師
  • 2014年4月~9月 東京大学物性研究所客員教員
  • 2015年9月 千葉大学 非常勤講師
  • 2016年-2018年 東京大学総合文化研究科客員教授
  • 2016年5月-6月 フィンランド アールト大学客員教授
  • 2016年7月ー2017年1月 フランスCNRS研究員 

社会貢献

  • 1997年4月~2001年3月 Japanese Journal of Applied Physics Associate Editor
  • 1997年4月~1998年3月 国際超伝導産業技術研究センター動向調査委員会委員
  • 1999年5月~2001年4月 日本応用磁気学会企画委員
  • 1999年7月~2000年3月 日本物理学会領域8領域委員
  • 1995年4月~2001年3月 日本応用磁気学会 超伝導マグネティクス専門研究会 世話人
  • 2000年4月~2001年3月 International Symposium on Superconductivity プラグラム委員
  • 2000年9月~2003年9月 日本物理学会学会誌編集委員
  • 2001年4月~2005年3月 日本応用磁気学会 化合物新磁性材料専門研究会 会計幹事
  • 2001年4月~ 科学技術動向研究センター 専門調査員
  • 2003年4月~2004年3月 International Symposium on Superconductivity プラグラム委員
  • 2003年4月~2007年3月 応用物理学会代議員
  • 2004年4月~2012年 日本熱電学会理事
  • 2004年 International Advisory Committee in the International Conference at Empa Duebendorf
  • 2004年 International Advisory Committee in the International Conference on Mass and Charge Transport in Inorganic Materials (CIMTEC2006)
  • 2006年9月~2009年8月 Head Editor in Journal of Physical Society of Japan
  • 2009年9月~ Associate Editor in Journal of Physical Society of Japan
  • International Advisory Committee in the International Conference on Mass and Charge Transport in Inorganic Materials (CIMTEC2010)
  • An organizer for the Symposium D in European MRS Spring Meeting 2012
  • Main organizer for the Symposium C-9 in IUMRS-ICEM 2012
  • A proceedings editor in SCES 2013
  • An organizer for the Symposium BB in MRS Fall Meeting 2013
  • 2010年10月~2013年3月 日本物理学会 受賞候補者等推薦委員
  • 2013年4月~2015年3月 東京大学物性研究所共同利用施設専門委員
  • 2015年3月~2017年3月 日本物理学会代議員
  • 2016年9月ー 東京大学物性研究所協議会委員

受賞