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名古屋大学 理学部物理学科

新しく、面白く、役に立つ物質の物理学

熱電変換材料として期待されている層状コバルト酸化物1980年以降、高温超伝導や巨大磁気抵抗のような新現象が続々と発見されています。これらの新現象の舞台となる遷移金属酸化物では、伝導電子同士の相互作用が非常に強いため、一電子近似が成り立ちません。このような固体は強相関電子系と呼ばれます。

機能性物質物性研究室では、強相関電子系を中心とした新しい物質の物理学を研究しています。特に、物理学の知識を基にして、優れた電磁気機能を示す未知の新物質そのものを創り出すことも行っています。図は、熱電変換材料として期待されている層状コバルト酸化物です。熱電変換とは、固体の熱電効果を利用して、熱と電力を相互変換する機能性物質のことです。私たちが見出した、この層状コバルト酸化物は、酸化物の中で群を抜いて高い性能を示します。そのメカニズムは、従来の半導体物理学の範疇では説明できず、世界中で精力的に研究が進められています。

機能性物質というのは、その物性を応用することによって役に立つ性質(機能)を持った物質のことです。世の中には、役に立つが面白くない物質や、面白いが役に立たない物質であふれていますが、私たちは、面白くて役に立つ物質、しかも新しい物質を研究しています。機能性物質の科学は、理論と実験、物理と化学、基礎と応用の境界にある未知の領域です。私たちと一緒に、新しい科学を開拓しませんか。

2016年度メンバー集合写真
2016年度メンバー集合写真

機能性物質物性研究室では、学生一人ひとりが独立したテーマを持って研究に取り組みます。主な研究テーマについてはこちらをご覧ください。研究のスタイルは酸化物などの試料育成と自作した装置による輸送係数測定が中心となります。代表的な研究設備についてはこちらをご覧ください。

トピックス

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2016年10月04日

メンバーを更新しました。

M1の安藤さんが留学から帰ってきました。新4年生の田島君が配属されました。これからよろしくお願いします。

2016年10月03日

日本物理学会2016年秋季大会において、D1の永井隆之君が学生奨励賞を受賞しました。おめでとうございます。

2016年08月29日

誘電体・磁性体若手夏の学校 2016 ~強的秩序材料のマルチプローブ計測に関わる最先端技術~において、M1の若松徹君が最優秀ポスター賞を受賞しました。おめでとうございます。

2016年07月13日

第52回東海若手セラミスト懇話会において、D1の永井隆之君とM1の若松徹君がベスト質問賞を受賞しました。おめでとうございます。

2016年06月30日

早稲田大学で開催された公益社団法人日本セラミックス協会2016年年会において、B4の帯刀信吾君が優秀ポスター賞を受賞しました。おめでとうございます。